リーガルチェックは、新規事業を始める「前」に。
2024/2/8
新規事業を始める「前」のリーガルチェックについて、簡単にお話します。
新規事業を思いついたら、すぐに始めたいと思われるでしょう。
しかし、始めてから違法なビジネスだったと判明した場合、経済的損失を負う可能性はもちろんのこと、刑事罰を科されることもあり、そのリスクは甚大です。
そのため、事業を始める前のリーガルチェックが必要となります。
では、どのような点について、リーガルチェックをした方がいいのでしょうか。
1 着目すべきポイント
事業によって、着目すべきポイントは異なりますが、大きく分けると、
①事業のスキームについて―業種ごとに定められる業法の規制、行政法の規制など
②事業の遂行方法について―BtoCの場合の消費者三法による規制、広告規制など
から確認することが多いです。
2 法規制への抵触を確認する制度
新規事業を始める前に、法規制への抵触を確認する制度があります。
(グレーゾーン解消制度、ノーアクションレター制度etc…)
ただし、あらゆる法律に抵触しないか等、網羅的に確認できる制度ではありません。
事業内容等を具体的に示した上で、具体的な条文のどの部分の解釈を確認したいのかまで示す必要があります。
そのため、法律の専門家である弁護士のサポートが必要になると考えています。
・新規事業を始める「前」のサポート
・新規事業を始めてからの継続的なサポート
をお考えの方は、まずはご相談ください。
執筆者:弁護士 前川 恵利子
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