1.感動を与える
私は、どんなときに一番嬉しいかをずっと考えてきました。その結果、他人を感動させたときに最も幸福感を感じることが分かってきました。
感動は、これまでの思考やマインドの枠組みをいい意味で超えることができたときに生まれると私は考えています。そのため、他人を感動させるということは、その人の価値観を変容させ、人生を根本からより良いものに変える力があると信じています。
法律事務所にご縁がある方は、人生の岐路に立たされている方がほとんどです。そのような中で、人生をよりよくするお手伝いができることは、私自身の人生にも大きな意味を見出すことができます。
そこで、私個人のみならず、事務所としても、「感動」をキーワードに成長し続けたいと考えております。
2.常識や当たり前を疑い、社会に問題を提起する
私は、おそらく、表面的には「エリート」と呼ばれる道筋をたどってきたのかもしれません。しかし、私は「エリート」のあり方にずっと疑問を感じてきました。
私が認識する範囲の既存の「エリート」とは、既に社会に存在する価値観に従い、これを保存、発展させる役割を担ってきたという思いがあります。そのため、与えられたレールの上を上手く、素早く走る必要があります。
右肩上がりの世の中であればそれでいいでしょう。しかし、今はむしろ右肩下がりであって、それ故私は、マジョリティに所属したり既存の価値観に従うこと自体に、大きな不安を覚えてしまいます。
そのため、今後のあるべき「エリート」像として、常識や当たり前を疑い、社会に問題を提起するという役割を担う者であってもいいのではないかと考えました。そこで、私たちは、常識をぶち壊す尖兵として、新しい「エリート」像を構築していきたいと考えています。
そのためには、
- ・常識にとらわれない
- ・世間に媚びない
- ・変化に対応する
組織でありたいと思っています。
そのため、法律事務所としては、
- ・「正解」にとらわれず、一緒に最善策を模索していく
- ・万人から90点ではなく、特定の人から120点の評価をされる
- ・新たな分野、方法に積極的に取り組む
ことを目指していきます