ルイ・ヴィトンとブロックチェーン
2019/5/21LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON 以下、「LVMH」といいます。)が、マイクロソフト(MICROSOFT)と米ブロックチェーン開発企業のコンセンシス(CONSENSYS)と提携し、イーサリアム(ETHEREUM)のブロックチェーン技術とマイクロソフトのクラウドコンピューティングを活用した「オーラ(AURA)」というプラットフォームを発表しました。
原材料が調達された国や製造工程などの記録を消費者が追跡でき、製品が本物かどうかも確認できるプラットフォームとのことです。
2017年は、ブロックチェーン技術を利用したサービスのうち、仮想通貨(暗号資産)のみが耳目を集めていたように思います。
私個人的には、ブロックチェーン技術の面白さよりも仮想通貨(暗号資産)の、特に負の側面にフォーカスが当たってしまっていた当時の状況について悲しく思っておりましたので、今回のニュースのように、有名企業がブロックチェーン技術を実用化し、技術の知名度や概念、信頼度が上がってくることについて、とてもうれしく思っております。
弊所では、ブロックチェーン技術を用いたサービスを提供する、もしくは提供したい事業者さんの法律面のサポートや、その他のご相談も承っております。
既に、ブロックチェーンに関わる企業様複数社と顧問契約を締結させていただいており、業界の健全な発展に寄与していきたいと考えております。
志を同じくする方からのお問い合わせを心待ちにしておりますので、お気軽にご連絡ください。
執筆者:弁護士 瀧井 喜博