事務局便りvol.80(司法試験予備試験奮闘記vol.4)
2025/2/25こんにちは。受験生Pです。
12月度の月間目標、実施結果、振り返り、2月度の目標にわけて、勉強進捗を共有いたします。
1 月間目標
・全体の目標
論文答案講義を進める
論文答案講義を終了した科目から過去問に着手する
・個別の目標
憲法:表現の自由原則パターンの確立、知る権利の検討方法習得、当事者・生の自由を多面的に捉える訓練、経済的自由権原則パターンと複合的人権処理の把握、法人の人権享有主体性の検討方法習得、法令違憲と処分違憲を区別して処理する方法の把握
民法:物的担保・人的担保の使い方の習得、遺留分制度の理解、債務不履行に基づく損害賠償請求権の使い方の習得、詐害行為取消権の使い方の把握
民事訴訟法:訴訟要件(重複訴訟禁止、当事者適格)検討方法の習得、訴訟物の特定方法の習得、確認の訴えの利益の判断枠組みと使い方の把握、処分権主義(246条)の把握、既判力の客観的範囲の使い方の習得、信義則の理解
刑法:結果的加重犯の処理方法の習得、強盗罪・傷害罪の構成要件の使い方の把握、暴行罪の結果的加重犯たる傷害罪のあてはめ、不法領得の意思の理解、(業務上)横領罪の構成要件の使い方の把握、情報と物との関係の把握
上記該当分野・条文に関連する基礎講座聞き流し
2 実績
(1)勉強時間内訳
(2)実施した勉強法と具体的内容
・使用教材
司法試験予備校講義本、各教科基本書
司法試験予備試験過去問集
・学習方法
前回同様のルーティンに加えて①(1)(2)を追加
① 各教科の事例問題を聞きながら、起案をする。
(1) 論文答案講義が終了したものから過去問を解く
(2) 理解の薄かった分野に関して、②に記入、講義再確認
② 受講した内容を復習用紙に記入、再起案
③ 忘却曲線に沿った記憶学習アプリに要点・暗記事項を入力
④ 復習用紙と忘却曲線に沿った記憶学習アプリを使い、翌日以降、各科目講義に登場した条文の司法試験予備校基礎講義の聞き流しと基本書との照らし合わせ
⑤ 勉強した条文の趣旨規範を考える
3 振り返り
(1)良かった点
民法・刑法は論文講座を受講と並行して該当分野の過去問に取り掛かる段階まで進めた。また、理解の足りなかった分野の論文講座の周回も、復習用紙を活用して、テンポよく回すことができた。
勉強のペース配分が身についてきたのか、時間的・体力的に余裕が出てきた。
民法・刑法の論文講義の合間に、気分転換として民事訴訟法・憲法の勉強を挟み、頭を切り替えることで、だらけてしまう時間をうまく有効活用できた。
(2)課題
民法・刑法の論文講座2周目に入れたことにより、1周目で記録していた記憶アプリの内容に、“理解を要するもの”と“丸暗記する方が効率がよいもの”が混在していることに気づいた。
(3)改善策
条文の趣旨を、条文から考えて導き出す訓練を徹底し、毎日の復習の段階で、“考えて導き出せなかったもの”と“丸暗記する方が効率がよいもの”だけを選別できるように、理解の精度を上げたい。そのためにも“まず条文を確認する”ことを徹底する。
4 2月度の計画
・全体の目標
論文答案講義を進める
民法・刑法に関しては、過去問を周回する
・具体的目標
民法・刑法に関しては過去問を解き、周回すること。理解の足りなかった分野の講義の復習・周回を回せるだけ回す。
民事訴訟法・憲法は、論文講義の進捗度合として9割達成(民事訴訟法は2月中に受講し終え、過去問に突入できればなおよし)、刑事訴訟法・商法・行政法は、進捗度合として2割達成を目標に、時間を有効的に使いながら進めたい。
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