事務局便りvol.77(司法試験予備試験奮闘記vol.3)
2025/1/21こんにちは。受験生Pです。
11月度の月間目標、実施結果、振り返り、1月度の目標にわけて、勉強進捗を共有いたします。
1 月間目標
・全体の目標
論文答案講義を進める
・個別の目標
憲法: 表現の自由(21条1項)、平等原則(14条1項)
民法:担保物権(295条〜)、保証(446条〜)の違い・検討手順・法的構成の把握、抵当権の効力の及ぶ範囲と不動産に関する物権変動の対抗要件(177条)の理解
民事訴訟法:当事者能力、訴訟能力(28条)、訴え提起の方式(133条)、訴状記載事項(規則53条)、選定当事者(30条)、訴訟代理人の資格(54条)、裁判長の訴状審査権(137条)等の各訴訟要件パターンの把握、弁論主義第1・2・3テーゼ、既判力(114条1項)の理解
刑事訴訟法:強制処分、任意捜査(197条)、令状による捜索等(218条)、捜索等の令状の方式(219条)、準用規定(222条)、押収・捜索に必要な処分(111条)等の各論証パターンの導入・把握
刑法:殺人(199条)、未遂(44・203条)、未遂減免(43条)、故意(38条)、不能犯と具体的事実の錯誤の把握
2 実績
(1) 勉強時間内訳
(2)実施した勉強法と具体的内容
・ 使用教材
司法試験予備校講義本、各教科基本書
・学習方法
前回同様引き続き
- 各教科の事例問題を聞きながら、起案をする。
- 受講した内容を復習用紙に記入、再起案
- 忘却曲線に沿った記憶学習アプリに要点・暗記事項を入力
- 復習用紙と忘却曲線に沿った記憶学習アプリを使い、翌日以降、各科目講義に登場した条文の司法試験予備校基礎講義の聞き流しと基本書との照らし合わせ
- 今回はそれに加え、勉強した条文の趣旨規範を考える
3 振り返り
(1)良かった点
引き続き復習用紙と記憶学習アプリを用いて、取り扱った分野の復習をしながら、講義を消化していくサイクルがうまく回った。民事訴訟法は、まず民事訴訟の流れ・仕組みを確認しながら、重要論点である弁論主義、既判力を中心に講義を受講した。民事訴訟の流れを意識することで民法の理解にも繋がることを実感できた。民法は、講義で扱った条文の趣旨を条文から考えて導き出す訓練をした。ただ論証を暗記するのではなく”導き出す”ことを意識し、暗記量を減らすことを目標に取り組む。刑法は、構成要件の確認、事実への当てはめ、評価を徹底し、問題をテンポ良く回すことができた。
(2)課題
記憶学習アプリの復習事項が増えすぎ、アプリを見返す時間が大幅に増えすぎてしまった。また、条文から趣旨を導き出すことを意識して取り組んだが、ダラダラと考えすぎてしまっている時間が増え、講座の受講時間が長くなってしまっている。
(3)改善策
アプリに登録する復習事項を、重要度・難易度別で分けることで、重要度・難易度別で時間配分ができるようにする。暗記済み、もしくは導き出せるようになった知識に関しては、アプリから削除し、別途ノートにまとめておくようにする。
条文から趣旨を導き出す訓練に関しては、週末に復習も兼ねて専用の時間を設ける。
4 1月度の計画
・全体の目標
論文答案講義を進める
・具体的目標
刑法・民法に関しては、7割は消化できたので、残り3割を今年度中に消化する。憲法に関しては8割、民事訴訟法は5割を受講しきる。(2月中には民法・刑法・民事訴訟法・刑事訴訟法は受講し終えることを目標に進捗管理の徹底をする。)
また、受講した講座に関連する過去問を、予備校過去問講座から抜粋してExcel等にまとめておきたい。
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