事務局便りvol.76(司法試験予備試験奮闘記vol.2)
2024/12/16こんにちは。
受験生Pです。
10月度の月間目標、実施結果、振り返り、12月度の目標にわけて、勉強進捗を共有致します。
1 月間目標
・全体の目標
論文答案講義を進める
・個別の目標
民法: 当事者確定、取得時効の使い方の把握、虚偽表示の法的構成の把握、他人物売買の法的構成の把握、担保物権の検討手順及び法的構成の把握、同時履行の抗弁の使い方の把握
刑法: 単独犯・複数犯の選別方法、請求パターンの使い方、結果的加重犯の処理方法把握、構成要件要素の検討方法の把握、正当防衛の処理方法、傷害(致死)罪、暴行罪の構成要件の使い方の把握
憲法: 私人対公権力の場合の請求パターンの把握、精神的自由権の検討手順の把
民訴: 訴訟要件の検討方法の把握、反訴の使い方の把握、既判力の使い方の把握、裁判所の立場から考える訓練
刑訴: 請求パターンの把握
2 実績
(1) 勉強時間内訳
(2)実施した勉強法と具体的内容
・使用教材
司法試験予備校講義本、各教科基本書
・学習方法
各教科の事例問題を聞きながら、起案をする。
受講した内容を復習用紙に記入、再起案
忘却曲線に沿った記憶学習アプリに要点・暗記事項を入力
復習用紙と忘却曲線に沿った記憶学習アプリを使い翌日以降
各科目講義に登場した条文の司法試験予備校基礎講義の聞き流しと基本書との照らし合わせ
3 振り返り
(1)良かった点
講義を受講しっぱなしにならないよう、復習用紙を作成し、条文や論点のみ復習するのではなく、再起案することで思考過程を復習する方式を思いつき、実践できた。また、忘却曲線に沿った記憶学習アプリを用いて、効率よく記憶するための仕組化ができた。 民法、刑法に関しては、関連条文の論点を覚えるのではく、その条文を問題文の記載事実を用いて、どのように答案構成し、それを答案に表現するかを実感できた。憲法は、条文が抽象的で、答案作成に仕方がそもそもわからなかったが、憲法の論述の仕方を学ぶことで、今後の憲法の勉強方針も具体的にイメージできた。民訴は、まず民事訴訟の流れ・仕組みを把握することで、答案構成の流れを頭の中に具体化できるようになった。
(2)課題
講義で登場した条文・論点に関連する過去問も併せて解きたかったが、それができなかった。憲法・民法の判例分析に時間がかかりすぎた。行政法・商法・刑事訴訟法まで手が回らなかった。講義受講と復習の時間配分が日によってまちまちになっていたので、復習時間が取れなくならないようにしたい。
(3)改善策
講義内容に関連する過去問を事前に印刷し、手元に準備しておくことで、復習用紙記入と併せて挑戦できるようにする。判例分析は、読む時間をあらかじめ5分~10分に設定し、それ以上気になることがあれば、復習用紙に記入するか、講師に質問を投げる。講義と復習の時間配分に関しては、講義を全て受講しきるまでは、復習時間と復習範囲を限定する。また、いつでも目につく場所に復習用紙を張り、トイレや料理などの隙間時間にいつでも復習できるようにする。
4 12月度の計画
・全体の目標
論文答案講義を進める
・具体的目標
憲法・刑法・民法に関しては、論文答案講義を受講しきる。最低でも講義数の8割は消化しておきたい。残りの科目については、講義数の5割を受講しきる。
10月に受講した憲法・民法・刑法・民訴の該当分野の過去問を解く。
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