事務局便りvol.56(奥深い、珈琲の世界)

2023/9/7

こんにちは。
事務のFです。
早速ですが、みなさん珈琲はお好きでしょうか?
私自身は、珈琲に関して特にこだわりはありません。
なんとなく酸っぱ過ぎるのは苦手だな、濃すぎるのは飲みにくいな、という程度で、コンビニで淹れられる珈琲を日々美味しくいただいています。

そんな私が、先日、隅田弁護士の勧めで伺った珈琲専門店をご紹介いたします。
【自家焙煎珈琲工房 カフェ バーンホーフ 三番街店】
(食べログ:https://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27011966/
(公式:https://www.bahnhof.jp/
(出典:https://www.bahnhof.jp/shops(公式HP))

阪急三番街の地下にある「自家焙煎珈琲工房 カフェ バーンホーフ」にお邪魔しました。
G20大阪サミットで各国首脳に振る舞われた珈琲を扱っているお店です。
珈琲を淹れる方全員がSCAJ公認のコーヒーマイスターの資格を取得しており、高級豆を使用した極上の一杯が楽しめるお店です。

珈琲専門店というからには、「なにか近寄りがたい雰囲気なのではないか」、「特別な作法が求められるのでは」、と心配していましたが、全くそのような事はなく、店員さんが素敵な笑顔でご案内してくださいました。

早速珈琲を選ぼう!と思ったのですが、驚いたのはその種類の多さです。
B5サイズほどのメニューの裏表に、びっしりと30種以上の珈琲が並んでいました。
全部飲んでみたい!とは思ったものの、そういう訳にはいきません。
今日、これからゆっくり味わって大事に飲む一杯を選びます。

そのメニューには
・苦みと酸味+煎りの深さのチャート
・カップコメント(感じられる風味や味わい)
が記されていましたが、すごく悩みました。
カップコメントには「ストロベリー」「カシス」「フルーティー」「ナッツ」「フローラル」「梨」「ハチミツ」等、珈琲では感じたことのない感想が並びます。
珈琲を飲んで「フローラル」ってどういうこと?と思いませんか。

めちゃくちゃ悩みましたが、この日の一杯は「エチオピア イルガチェフGI ナチュラル」にしました。

口に含んだ瞬間、「これが珈琲!?」と思いました。
癖がなく芳醇で、わずかな酸味とまろやかな焙煎の苦みのバランスが良く、喉を通り過ぎた後には爽やかな余韻が広がります。
語彙力、説明力がともに欠如しており悔しいのですが、まさしく「初めて飲んだ味」でした。
普段飲んでいる珈琲とは全く別の飲み物に感じました。
飲みやすい!滅茶苦茶美味しい!と思い、ごくごく飲んでしまいそうになりましたが、これはゆっくり楽しむべきものです。
一緒に頼んだケーキもいただきます。

ケーキはキルシュトルテを選びました。
バーンホーフさんはケーキにもこだわりをお持ちです。
ケーキをプロデュースしている方(江崎修氏)は、某有名製菓学校の元主任教授であり、教科書にも掲載されています(事務局P談)。
こちらのお店のパティシエさんは、江崎氏から直に指導を受けているそうです!

キルシュトルテはドイツのケーキで、ドイツ名を「シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ(Schwarzwälder Kirschtorte)」、和名を「黒い森のさくらんぼケーキ」と言います。
中二病のようなドイツ名、絵本のような和名が大好きです。
キルシュに漬け込まれたさくらんぼとココア風味のスポンジとの組合せが大好きなのですが、なかなか出会う事が出来ないケーキなので、見つけたときはすごくテンションが上がりました。
こちらも美味しい!
何個でもいける!という勢いでバクバク食べそうになりましたが、大人なのでゆっくり優雅に楽しみました。

珈琲、ケーキともに大満足でした!
いろいろな珈琲を飲んでみたいので、また絶対行きます。
こんなに近くに、特別な時間を持てるお店があったなんて、本当にうれしい発見です。
全力でお勧めいたしますので、皆様も、梅田に立ち寄られた際はぜひ足を運んでみてください!

お読みいただきありがとうございました。  


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