事務局便りvol.54（夏の愛用品）

こんにちは。
事務局のMです。
今年も暑い暑い夏が続いていますね。
7月の平均気温は観測史上最高だったとか。
夏が危険な季節になりつつあるのを感じずにはいられません。

そんな夏に私が欠かせないもの、それは手ぬぐいです。

2年ほど前から使用し始めましたが、夏は毎日欠かせないので、今年も3枚ほど買い足しました。

なぜ、手ぬぐいなのか。
理由は色々とあります。

なんといっても肌触りがよいです。
私は日焼け防止に首に巻くことが多いのですが、顔周りの汗を拭いても肌にとって刺激になることがありません。
そして、薄くて軽くてかさばらず、乾くのが早い。
これはタオルより断然優れている点です。
タオルを2枚持ち歩くとカバンの中で場所をとってしまいますが、手ぬぐいであればコンパクトに畳んでも厚みが生じません。
それでいて長さは両手を横に広げた程度はありますので、首だけでなくデコルテ部分までカバーすることができます。

本来、手ぬぐいは切りっぱなしのものを言い、使ううちにほつれなくなってくるものなのですが、ほつれた繊維が衣服にくっつくのは手間なので、私はほつれ加工済のものを使用しています。今は柄もおしゃれなものがたくさんあり、一見手ぬぐいとは分からないほどですが、それはそれ、古きよき日本古来のものですから、私はどこか和を感じられる柄を選ぶようにしています。
その日に着る服の色と合わせて柄を選ぶのも、毎日のちょっとした潤いです。

十年ほど前に旅先で出会った手ぬぐい。
柄に惹かれて購入したものの、使い道が分からずタンスで眠っていたものが、ここ数年大活躍しています。
古きよき先人の知恵を借りながら、この暑い夏もあともう少し、乗り切っていきたいですね。