事務局便りvol.32(ヘルメット着用努力義務化)
2023/4/13こんにちは。
事務局のMです。
新年度が始まりましたね。
ピカピカのスーツを着て、通勤電車の混雑に少々疲れた顔をしている若者を見かけるようになりました。
見かけるたびに、心の中から、慣れるまでの辛抱だから頑張れ、と温かい視線を送っています。
社会に出て数年(数十年?)の私は、毎年これと言って変化はないのですが、今年は日々の荷物が一つ増えるという変化がありました。
自転車乗車時のヘルメット着用努力義務化です。
自転車が通勤に欠かせないので、ヘルメット着用努力義務化のニュースを知った時は、正直面倒だなと感じました。
できるだけ軽量でかさばらないものを購入しましたが、それでも他の荷物と一緒に入れることはできず、今月からは鞄を二つ持っています。
実際のところ、ニュースで多く報道されているにも関わらず、ヘルメットを着用している人は非常に少ないです。
私たちは、仕事柄交通事故案件に日々接しているので、交通事故が頻繁に発生していること、いつ誰が事故に遭ってもおかしくないことを実感していますが、一般的にはそういった感覚もあまりないのかもしれません。
ですが、最近では、芸能人の滝川クリステルさんが、自転車で転倒し、ケガをなさったとのこと。
転ばぬ先の杖と言いますが、本当に何かあってからでは遅いのです。
自転車は運転免許が必要でないことから、運転者のマナーが問題視されることも少なくありません。
特に夜間の無灯火運転は、同じ自転車同士でも怖い思いをすることがあります。一方で、自転車の走行スペースがない、路上駐車が多いなど、道路事情によりやむなく走行禁止の歩道を行かざるを得ないことも多くあります。
今回は努力義務ですが、そう遠くない将来、バイク同様、自転車運転時にもヘルメット着用が義務化されることでしょう。
この度の法改正により、自転車運転者のマナーの悪さだけが非難されるのではなく、自動車・自転車・歩行者それぞれが自らの交通マナーを見直すきっかけになればいいなと思いつつ、通勤に励む毎日です。